3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震において、
被害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
私事ですが、地震発生前3月8日〜10日まで、奥松島〜仙台に出張で滞在し、
9日に仙台駅で、震度4の強い地震にみまわれ、
その後宿泊先でも、続けて震度3以上が数回ありました。
これが今回の震災の前触れだとは、そのとき、思いもしませんでした。
普段の業務にて「住まい」「耐震」に携わっている私としましても、
一言、声を掛けることができなかったことに、大変悔いが残ります。
大震災の怖さは、阪神大震災で学び、
私たちの住む愛知県でも、小さい頃から東海地震についての意識はあったものの、
被災地の甚大な被害をメディアで知らされ、大変心が痛みます。
弊社も「建築・住まい」の業に携わっていることで、
地震から、いかに皆さんの生活を守れるかというのが速急の課題であります。
・いつ来るかわからない。
・どのぐらいの大きさで来るかもわからない。
そんな地震という自然の驚異に、私たちは今以上に学び、
知恵を出し、協力し合わなければならないと痛感いたします。
今後、私たちは自然災害に対する日頃からの「意識・知識・認識」をよりいっそう、
強く持つことで、 今回被害に遭われた方、
また、今現在とても不便な避難生活を送られている方の気持ち・想いを、
汲み取り、学ぶことで、無駄にしないようにと考えます。
また、この悲しい想いを繰り返さないよう、
今後、できる限りの知恵と技術を、
皆さんの「住まい」に活かしていくことを努力して参ります。
微力ではありますが、私たちも皆様と一緒に力を合わせて
復興支援出来る事を望んでおります。
そして、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りしています。
株式会社フレンチカーブ
代表取締役 田嶋広治郎